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理事長挨拶
再び、理想の旗を高く揚げる。挨拶に代えて。
 初めまして、この度郁慈会理事長に就任いたしました、服部哲也です。1987年私の父服部安司が、この地に特別養護老人ホーム郁慈苑を設立して以来三十有余年、1947年、児童養護施設としての社会福祉法人チルドレンズハウスの設立から数えると、七十余年の歳月が流れました。郁慈会の郁は、生涯、福祉の現場に身を置いた私の母「服部郁」の名前から、慈は文字通り父服部安司が掲げた理念「慈しみの心」を表しています。
 
 しかしこの間、私たちは父や母の掲げた理想に近づけたでしょうか。残念ながら「否」と言わざるを得ません。確かに、郁慈苑一棟だけから始まった施設は、特別養護老人ホーム郁徳苑、郁愛苑、老人保健施設ユートピアゆり、ケアハウスフローレンス薬師山、特別養護老人ホーム郁楽苑、ケアハウス愛の故郷、居宅介護支援事業所、訪問介護事業所とその規模を拡大し続けてきました。ところが一方、ここ数年は不名誉な出来事がマスコミを賑わし、不明朗な噂がネットに流布されるなど、かつて誇らしく掲げられた理想の旗は地に落ちてしまいました。
 
 私は、これまで郁慈会の運営からは一定の距離を置き、その理想に近づくことができる人ならば、その方々に運営をお任せしてもよい、と考えてまいりました。しかし、ことここに至って、事態を看過しては、あの世で父や母に合わせる顔がありません。私自身来年には傘寿になる齢に達し、もはや金にも名誉にも興味はありません。しかし、今年二月には標高5,895mのキリマンジャロ登頂を果たし、体中に気力は漲っています。幸い、私の思いに共感してくれる多くの友人にも恵まれています。みんな、金銭は度外視して力を貸すと言ってくれています。
 
 これらのエールに背中を押され私は一つの決意を新たにいたしました。それは、父や母が掲げた理想の旗を、もう一度高く掲げて進む、ということでした。そしてその理想は、高齢者と接する現場にしかないという思いを、3つのスローガンにまとめました。
 
理事長 服部 哲也
 
 
もう一度、慈しみ宣言
一、郁慈会は高齢者を幸せにする人を幸せにします。
     (働く人の環境と、高齢者の環境の向上を目指します。)

一、郁慈会は高齢者とともに歩む人とともに歩みます。
     (介護サービスの質的向上をバックアップします。)
       
一、郁慈会は高齢者を全力で愛する人を全力で愛します。
     (献身的に働く人々にもっともっと報いられるよう努めます。)
沿革 郁慈会の歴史は、慈しみの歴史です。
昭和20年に上牧村村長になった服部安司が、全国初の村立学校である上牧中学の建設に続き、戦災孤児を収容するなど数々の福祉事業を行ったのが、始まりであった。
昭和24年6月30日
財団法人チルドレンズハウス設立(平成4年9月30日閉園)
昭和62年5月2日
特別養護老人ホーム郁慈苑設立
平成2年4月23日
老人保健施設ユートピアゆり開設
平成3年9月1日
特別養護老人ホーム郁徳苑開設
平成6年8月1日
特別養護老人ホーム郁愛苑開設
平成6年10月1日
ケアハウスフローレンス薬師山開設
平成11年4月1日
特別養護老人ホーム郁楽苑開設
平成14年4月1日
ケアハウス愛の故郷開設
平成24年1月1日
郁慈会居宅介護支援事業所開設
平成25年4月1日
郁慈会訪問介護事業所開設
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